さらに長文になってしまいました(反省)
辻内先生の特別講義、後半は
放射線量データの解釈方法について です。
今回はほぼコピペです。
データの読み方をおさらいするきっかけになればと思います。
注:今回の転載にあたって先生の許可はいただいていますが
以下のメールはあくまで現段階のものであり
先生のご意見/研究方針や信条をすべて反映したものではありません。
(以下、メールより転載)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日付 2011年3月26日14:41
件名 放射線量データの解釈方法について
いまだ、原発事故の終結がみえない状態が続いています。日々のデータを注意深く一般市民が監視してゆく必要性がある状態だと考えています。
東京都健康安全研究センター「都内の環境放射線測定結果」
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/index.html
のデータが信頼できそうだということは先の日記に記しました。
今回は、そのデータの読み方について記します。
人体影響を評価する際はシーベルト(Sv)を用います。
いろいろと安全基準が出されていて、いったいどれを信じればいいのか、という疑問がわきます。
そこで、筆者が最も妥当なラインを探して計算してみました。
下記の、今回の事故が起こる前までの、放射線技師や放射線科医などの
放射線業務従事者に認められている上限の放射線量基準です。
50mSv(五十ミリ・シーベルト)=50000μ(五万マイクロ・シーベルト)
(ちなみに、今は100mSvに引き上げられています)
この値は1年間に浴びる放射線量です。
これを超えると健康安全上危険だということです。
報道で出てくる単位がややこしいので、きっちり単位を確認しなければいけません。
1キログラムが1000グラムに換算されるのと同様に、1ミリは1000マイクロに換算されます。
(○○/hとはパー・アワーと読んで1時間=1hourあたり、という意味です)
50000μSv÷365日÷24時間=5.7μSv
1時間あたり5.7(五点七)マイクロ・シーベルトが安全基準になります。
つまり、1時間あたりの放射線量が5.7μSv以下であれば、
24時間屋外にいて365日その放射線に当たり続けてもとりあえず安全基準内だということになります。
ただし、幼児や小児に対しては、この細胞分裂が活発なので、この10分の1の値を安全だと考えればよさそうです。
(なぜ10分の1なのか、その根拠はただ今調べ中です)
そうすると、「都内の環境放射線測定結果」で、毎時(1時間あたり)0.57μSv以下であれば、安心して外出してよいと判断できるでしょう。
ちなみに、3月15日の最大値が0.809μSV/hだったので、
この時だけ一時的に子どもの安全域を超えたということがわかります。
3月17~20日が、だいたい0.05μSV/hだったので、この4日間は平常時と同じくらいの値、
3月21日~24日はだいたい0.15μSV/hなので、平常より多いけれども安全だと判断してよさそうです。
以下、東京都健康安全研究センターの<解説>文より抜粋
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◆放射線の単位について
・ベクレル(Bq)は、放射性物質から出される放射能の強さのことです。
・グレイ(Gy)は、放射線が物質に当たったとき、その物質に吸収される放射線量のことで、シーベルト(Sv)は人体が放射線を受けたとき、その影響の度合いを表す目安となる放射線量のことです。
・人体影響を評価する際はシーベルトを用います。通常は1グレイ=1シーベルトとして換算します。
◆放射線被曝量と健康影響
・1年間の自然界からの放射線被曝量は、宇宙からの放射線、空気や地面、食物からの被曝により2,000~5,000マイクロシーベルト程度です。
・東京都健康安全研究センターで観測されている測定値(概ね0.035マイクロシーベルト/時間)では、年間で300マイクロシーベルト程度になります。これは自然放射線量のうち空気によるものです。
・被ばくした放射線量が100,000マイクロシーベルト以下では、ただちに健康に影響を及ぼすことはありません。
◆環境放射線量測定結果における最大値、最小値と平均値について
測定は、放射線量を連続的に測定しており、1時間あたり及び1日の時間帯で測定値をまとめています。
最大値は各時間帯で測定された最大の値、最小値は各時間帯で測定された最小の値、平均値は各時間帯の平均値です。
それぞれ、1時間あたりの数値に換算しています。
(ここまでメールより抜粋)ーーーーーーーーーーーーーー
先生、今回
私の(誰が見てるかわからないような)ブログに
先生のメールを転載させていただきありがとうございました。
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